西浦 秀樹

東京でいつもお世話になってる、ある会社の社長さんに九州に営業に行くって伝えたら、九州の福岡で会社をやってる社長さんが仕事で東京に来ていたので、紹介してもらいました。事情を話して、九州に行った時は是非会いましょうって言ってくれた。

大阪の営業でいつもお世話になってるある会社の社長さんも、
仕事で九州に行く事が多いんで、俺が九州にいる間なんとか無理やり用事つくって九州に来てくれるって言ってくれました。

大阪のお世話になってるＢＡＲ「ｆｆフォルティシモ」の方でも、
福岡、鹿児島と知り合いや歌わせてもらえそうな所を紹介してくれました。

本当に人と人との縁や繋がりで俺は生かされています。

もともとは九州に知り合いは全くいなくて、馬場君の実家が福岡やから、
なんか出来る事無いかなって感じやったから、ほんまに言葉がでーへん。

ありがとうございます。このご好意を大切に九州で頑張ってきます！

って何やろー。そう考えたらもう１年以上泣いてないな。
（映画とか本で泣くとかは別として・・。）

でも多分俺は悔し泣きは無いと思う。
俺はかなりのポジティブ人間で、めっちゃ辛い事とか悔しい思いをしても、
グッとこらえて、「明日は良い事があるやろ。」とか
「こんな辛さも味わってなんぼ！」とか
「いつもより辛い事、しんどい事があって、それを味わった後はいつもより嬉しい事、楽しい事が待ってる。」と思って自分のテンションを上げる。
要はすぐそれをバネにするって言うんかな？そんな感じ。だから泣けへん。

でも俺にも泣いてしまう時はある。それは人の暖かさに触れた時。

俺は大阪から東京に出てきて今年で５年目になる。
大阪時代は何十年も付き合ってきた人達と繋がってきたから、
暖かいって言うか、ぶっちゃけそんなん当たり前な感じがしてた。

東京に出てきて５年目の俺は、東京で出会った人との交流が地元に比べてまだまだ浅い。
俺は東京で出会った仲良くしてる人達やお世話になってる人達も、
地元で何十年来の人達と変わらんって思いたいし、
それ以上に仲良くしたいって人も出てきた。
だから俺はそれぞれありのままの自分を精一杯相手に表してきた。

俺が東京に出てきてやりたかった仕事は芸能界。歌手。
一昨年ようやくデビュー出来て、今自分を売るためにいろんな人にお世話になってる。
要は俺の仕事は人情無しではなかなか上へ上がれない仕事って事。
仕事ってなんでもそーやと思うけど。

そこで全国各地を周って、これまで大阪、東京と住んで、
出会った人達のおかげで今歌手としてやっていけてる。
それで思いがげない優しさや、自分を犠牲にしても何とかしてくれたり、
「なんでそこまでしてくれるの？」ってところに泣いてしまう。

きっと俺が芸能界に入りたい理由の一つは目立ちたいって事もあったけど、
何より一番の寂しがり屋やからこの世界に入ったんかもね。

今、人の温かさを感じると泣いたり泣き出しそうになる。
それが恥ずかしい事とかって全然思わん。
でもその人達の前では泣かないようにしてる。
最近それでも、その人達の前では泣き出しそうな自分がコントロール出来ひん。

泣きたい時は泣けば良いと思いました。

前に日誌で書きましたが２月１０日に九州に行く予定やったけど、
もう少し遅れてしまいそうです。

旅で２ヶ月ぐらい東京を開けてしまった事で、思った以上にやる事が多くてテンパってます。
なんとか一日でも早く九州に向かうので一つよろしくお願いします。

馬場君ごめん・・。