馬場雄一 路上日誌

最近、日本縦断の旅で出演したラジオのＭＤや取材して貰って掲載された記事などが事務所に送られてくる。お世話になった皆様本当にありがとうございます。自分の歌声は良く聞くけど、喋ってる所を聞くのはあまりない。大体の人が自分の声を聞いた時、自分の中に響いてる声と違っていてガッカリする。あれは何なんだろ…。
話しは変わるけど、生まれて初めて今日手相を見て貰った。怪しそうなオジサンだったが、見るなり「芸能方面で素晴らしい才能を持ってるよ！！」だって。何気に嬉しかったり(笑) 才能が開花するのは３０代らしい。ちょっと遅いなぁ。以前、生年月日で見る占いをして貰った時も「芸能に向いてる」って言われたなぁ。こりゃ、頑張るしかないでしょ！さぁやるかぁ〜！

人に裏切られた人が人を信じられなくなって、誰かを疑う。疑う事がまた誰かを傷付ける。そしてまた悲しみが生まれる…。そんな悲しい循環は仕方ない事なのだろうか。
たとえば過去に大きな裏切りにあい、人間不信になった人に励ましの言葉をかけたとしても「経験した事ない人には分からないから」と言われてしまえば何も言えなくなる。俺も色々と人には言えない辛い思いはして来たつもりだが、現に俺はこうして人を好きでいられるし、歌を歌う余裕もある。そりゃ、俺より辛い過去を持っている人は沢山いる。今も立ち直れずにいる人は沢山いる。人を信じたくても信じられない人もいる。そんな風になるまで人を追い詰めた人に苛ついたりもするが、少なからず俺も人を傷付け生きてきた。そう思うとやり切れなくなる。
ただやっぱり手を差しのべたくても「経験した人にしか分からないから」と言われるとさすがに辛い。俺はただ黙って苦しむ人を見てるしかないのか。悔しい気持ちでいっぱいになる。

自信がないから人から愛されたり、必要とされないと不安になってしまう。だからつい頑張りすぎて疲れる時もあるよね。でもたまに本当の自分を分かって欲しかったり、だけど本当の自分を見せると嫌われそうで怖かったりするよね。
自信を持って下さい。少なくとも俺は君という人間が好きだし、君を慕っている人も沢山知ってるよ。気が小さくて我が儘になりきれない所も君のいい所。
何が正しい生き方かなんて俺には分からないけど、君と同じ気持ちで生きてる人がいるよ。それなりに頑張って生きてるよ。辛い時に思い出してくれたら少しは元気がでるかも。俺もそうやって何とか生きてきた。だからもう「死にたい」なんて言わないで。俺も頑張って生きるから。

今制作中の新曲「生まれる場所間違えた天使」の歌詞を付けてた。思い通りの表現が出来ず、歌詞を書いては消して、書いては消してを繰り返していた。前から思ってたけど自分の表現力の無さが悲しい。こういう事をするって分かってたら、もっと文系の勉強をしとくべきだった。学生の時は楽しくて数学ばかりしてたからなぁ。こう見えて、数学だけは結構良かった。全国模試で上位の方に入ったり。まっ、もう何も覚えてないけど。
文系は空っきしダメだった。どうも記憶力がないらしい…。記憶力の無さは私生活でも凄く感じる。同窓会とか行って、みんなで思い出話ししてても殆んど覚えてない。人の顔とかも覚えられなくて、よく何処かで「久しぶり〜」とか声掛けられるけど分からない事が多い。前は適当に「おぉ久しぶり」とか言ってたけど、分からないまま話してもすぐボロが出るので最近は正直に謝ってる。ホントに困る。どうしたものか…。
話しは戻って、文章力を付けようとたまに本を読んだりもするが、性格上長くは続かない。漫画ならずっと読めるんだけど。漫画は大好きだ。小学生の時漫画家になりたかったぐらいだ。「ワンピース」の新巻なんか出ると十回以上は繰り返して読む。１６巻と１７巻は何回読んで、何回泣いたか分からない。読んだ事ない人はぜひ読んで下さい。せめて１６巻と１７巻だけでも(笑)。
何の話しだったか分からなくなって来たので今日はこのへんで。

最近、テレビを見る事がなかった。久しぶりに新聞のテレビ欄を見るとなんと「PRIDE武士道」の放送があるではないか。俺が唯一見るスポーツが格闘技だ。やっぱり男は強い男に憧れるものだ。かく言う俺も２年前まで毎日ジムに通いボクシングをしていた。音楽の方が忙しくなって来たので今は辞めてるが、いつかまたやりたいと思ってる。今度は総合格闘技がやりたい。まぁいつになるかは分からないが。
そう言う訳で「PRIDE」を見終わると、興奮冷めやらぬ俺は夜中にも関わらず近くの光が丘公園を走った。前は毎日走ってたんだけど最近は走れてなかったから久しぶりだ。そして帰って筋トレをした。
いやぁ何て単純なんだろう。実は俺は凄く感化されやすいのだ。格闘技を見ると毎回こんな感じだし、例えば昨日の日記にも書いた、俺の好きな漫画「ワンピース」なんか見るとワクワクして冒険したくなる。ロマンだ！！
そう言えば昔、高校を卒業した後ぐらいに、弟と二人で近所の山を探険したなぁ。たしか山から流れて来る川の始まりが見たくて、二人で川を辿ってどんどん上流の方に向かって山を登った。何時間かかけて登って辿り着いた頃には、夜になっていて遭難しかけた。泣きそうになりながらさまよい、何とか登山道に出た時には、もう服は泥だらけ。ふと気付くと、俺たちの目の前には百匹以上のホタルが飛び交っていた。本当に綺麗だった。
あぁこれぞロマンッ！！…って、何の話しだっけ？ まぁいいか。という事で今日はこれまで。

事務所に行って今レコーディング中の「花火」の一部の歌詞とメロの変更の打ち合わせをした。自分でも気になってた所を指摘されたから納得。早速、帰って手直し。だけど気になってた歌詞のはまりが悪い所は自分でもやろうとして直せなくて妥協した所だから、やっぱりそう簡単にはいかない。歌入れの前までには仕上げなくてらならない。今回は歌入れの日まで時間があるからいいが、場合によってはレコーディングの最中に「ここがあまりよくないから１０分で書き直して」とかよくある話しだ。俺の場合は自分で歌う訳だから自分の好きな事を書くんだけど、そうじゃない作詞家の人はすごいなぁと思う。やっぱり俺は作曲より作詞の方が悩むし、時に苦しかったりする。出来がどうかは別として…。まぁその分出来た時の喜びも大きいからチャラだ。という事でまだ終わってないので、「花火」の手直しの続きをするか。それでは！

最近、音楽の事が頭から離れない。今作ってる曲の事や、次に作る曲で何を歌おうか、今月控えてる３本のライブの事、新曲のレコーディングの事、新曲をリリース出来たらどうプロモーションして行けばいいのか、そしていつまで音楽を続けていられるのか、など希望と不安とが交互に頭の中を巡っていく。一度、考え出すと眠れなくなったりする。最近、寝付きが悪い。昨日も前日が３時間ぐらいしか寝てなかったにも関わらず、色々な事が頭から離れず眠れなかった。
前にテレビで福山雅治がライブの前は必ず夢を見るって言ってた。夢の内容は、自分がステージでパフォーマンスしてる途中にお客さんが次々帰って行くというものらしい。そんな夢を未だに毎回見るという。
また別の話しで、長渕剛がライブのドキュメントビデオか何かでライブの前日から気持ちが高揚して一睡もしないで当日ライブを行ったと言ってた。
また、藤井フミヤが富士山に登る企画のテレビ番組で、富士山頂で藤井フミヤは、２時間のライブを１本やる方が肉体的にも精神的にも富士山登るよりキツイと言った。俺も富士山には３、４回登った事があるのでそのキツさは知ってる。
やっぱりみんなそれなりの覚悟や不安やプレッシャーや色々なものを背負い、賭けて音楽をやっている。それは俺なんかが感じてるものては比較にもならないものだろう。俺も頑張らねば。せっかくこんなに熱くなれるものが見つかったんだから。

時々、この路上日誌を読んでくれた友達が全国各地からメールをくれる。今日も昨日のおよそ愚痴の様な日記を見て心配して励ましのメールを貰った。ライブの前とかも地方にいて、ライブに来れない人達とかからいつも応援のメールが送られてくる。こうして毎日寝る間際に、一日を振り返りながら書いてる日記を、日本全国色んな所で読んでくれてて、応援のメッセージを貰うと本当に嬉しくて俄然やる気が出てくる。ありがとう。
今日は一日、自宅で「花火」の録音をしていた。来週の歌入れの前に自分なりの「花火」の曲のイメージしているものを形にして、出来るだけディレクターに伝えておいて、なるべくイメージ通りのものにしたい。新人のクセに随分わがままを言ってるとは思う。その俺のわがままに耳を傾けてくれる事務所のスタッフの皆さんに心から感謝する。
それにしても最近日が昇るのが早い。今、AM5:32。もうすっかり朝だ。大体、曲作りとかは夜から始めて明け方までやってる事が多いのだが、夜が明けてくると急にダルさが出てくる。何か、やらなきゃいけない事を次の日まで持ち越してしまった様なそんな気になるのだ。だから、例えば新聞配達のバイクの音とかも、次の日が始まった事を感じさせるのであまり好きじゃない。でもたまに、ふと綺麗な朝日に気付く時がある。そんな時は妙に感動する。「独りぼっちの夜明け」と言う曲が出来た時はまさにそんな朝だった。うつむき悩んでいたのに、綺麗な朝日に気付いて急に前向きになれた瞬間だった。その時の光景は今でもはっきりと覚えている。自分の中から自然と生まれた曲だ。俺は凄く気に入ってる曲だが好き嫌いは人によって大分分かれる曲のようだ。この曲もレコーディング済みの曲なので、もしかしたら近いうちに世に出るかも知れないのでおたのしみに。
そうしている内に時刻は6時を過ぎている。今日は午前中から用事もあるのでそろそろこのへんで終わりにしよう。それではおやすみなさい。

最近なかなか寝れない事は先日の日記にも書いた。決してたくさん寝てる訳じゃないしそこそこ疲れてる筈なのだが何故が寝れない。昨日も日記を書き終わったのが朝で、それから数時間寝て出かける予定だったのだが、結局一睡も出来ないまま出かけた。
で、寝れない時何をしてたかと言うと、始めはマジメに曲作りとかをやってる。だけどやっぱりそんなには集中力がもたない。特に俺は長時間ってのは苦手だ。子供の時から通知表には落ち着きがないとか書かれてた。落ち着きは今でもない方だと思う。
集中力が切れてからは読書をした。初めは心理カウンセラーが書いてる少しマジメな本を読んでたんだけど、それにも飽きて来たから次は、昔買った花言葉辞典を見た。花言葉には由来があって結構面白い。本によって違うのだが、例えば「桜」だと「誠実」と言う花言葉がある。由来は、ワシントンが誤って父が大事にしていた桜の木を切り倒してしまったが、その事を正直に父に告白し、結果ほめられたという故事から来ているらしい。
他にも、タンポポは綿毛が飛んで行く様子から「別離」だったり、アサガオは夜には萎んでしまう事から「はかない恋」だったりする。元々、何か曲作りの資料になればと買ったものだが、読みだすと結構面白いものだ。
過去に一度、球根を買って来て花を育てた事がある。グラジオラスという花だったんだが、グラジオラスの花言葉を調べると「密会」だった。「密会」って…(笑)
と、そんな感じで眠れぬ時間を過ごしたのだった。おわり

今日は一昨日自分で「花火」のイメージをして録ったＣＤを事務所に持って行き聞いてもらった。ハモリもＡメロとサビの部分に苦戦しながらバッチリ録って行ったんだけど却下。サビのハモリも主旋律より下のメロでハモってたんだけど、ファルセットで上のパートをハモる事になった。また覚えなおしだ。その他色々コード進行やなんかを変更したりして行き、歌入れ前に大分完成のイメージが掴めて来た。いい感じだ。
その後、事務所の友達のライブを見に行った。やっぱり刺激になる。出演者に２０歳でピアノの弾き語りをする女の子がいたんだけど、すごく落ち着いてるし、歌も上手くて、表現力もあった。正直、２０歳って聞いて焦った…。俺が２０歳の時はって考えるとますます焦った。まぁでも、焦りとか不安とかあるから、それを払拭する為に必死になって頑張るんだろうな。さぁやろう！

親戚の家に新しい生命が誕生した。暗闇の中に一点の光が見えた出来事だった。
最近、誰かが病気になった話しとか、誰かが亡くなったとか、そういう出来事が相次いだので、すごく怖くなってた。今日も、一人暮らししてる弟が、原因不明の熱が続いてるからしばらく実家に戻るという話しを母から聞いた。どうも悪い方向の出来事が頭に浮かんでしまう様になってしまった。家族含め大事な人に何かあったらとか考えるとたまらなく怖くなって逃げ出したくなる。
今日もドラマスペシャル「ラストプレゼント」という２時間ドラマがやってたので見た。内容は病気で死を宣告された妻と夢を追う夫の話しだ。一人でそれを見て涙が止まらなかった。
そんな感じで、人の死にすごく臆病になってる。生まれる命があれば果てる命もある。果てる命があれば生まれる命もある。分かってはいるが上手く受け止められない俺に、新しい命の誕生は少し希望を与えてくれた。

今日も事務所の友達のライブに行った。事務所に通ってると音楽をしている人達が周りにたくさんいて、とても勉強になるし良い環境だ。
今日、見に行ったのは女の子でスタイルはピアノの弾き語り。小さい時からピアノをやってたみたいで、すごく音程がしっかりしてる。いわゆる絶対音感というやつらしい。ビックリだ。残念ながら俺にはそんな音感はない。まぁ仕方ない。音楽を聞き始めたのも遅い方だったし、高校ぐらいまでまともに歌なんか歌った事なかったし。ただ目の前で完璧に歌える人を見るとやっぱりうらやましい。当たり前だけど何かを伝える為に音程は必要だ。それ以外にも、声質や強弱、ライブだと顔の表情や体の動きだったり、と色々ある。俺の場合、技術的なものよりも「伝えたい」と言う気持ちが先行している。どうすれば「伝わる」か、そればかり考えて来た。例えば、いい脚本でも役者がダイコンじゃあ感動は生まれない。俺ももう少し技術を磨かなければ。日々精進なり。

事務所に行って明後日のレコーディングの打ち合わせとかこれからのリリースについて話しあった。「花火」という曲をレコーディングする訳なんだけど、もしかしたら花火の季節に間に合わないかも知れなくなって来た。曲の内容的には特に夏をイメージした様な感じではないのだがタイトルがタイトルだけに時期に出した方がいいだろうと言う事だ。間に合わなかったら違う曲を出すかとかアルバムを出すかとか色々なプランが出た。自分的には「花火」がお気に入りなので間に合えばそれをリリースしたいと思ってるのだが…。とりあえず明後日のレコーディングを一生懸命やろう。
事務所に行った後、日本縦断の旅の途中、盛岡で知り合った人が東京に遊びに来てくれたので、一緒に旅したＮ君と盛岡の人達と飲んだ。俺はレコーディングが近いのでアルコールは控え目にした。旅で出会った人達と店の中にいると渋谷で飲んでるのに、まるでまだ旅の途中で盛岡にいるような気分だ。全然久しぶりの様な気がしない。旅中、たった２回会っただけなのに昔から友達だった様な、そんな気持ちになれる不思議な雰囲気がある人達だ。人と接する時に壁を作らず、愛情を持って人に接する、そんな姿勢だからこそこっちも心を許してしまう。田舎の人に多い気がする。一度会えば友達になれたりする。人の事が好きなのが分かる。俺もいつまでもそんな田舎者でいたいなぁ。
昨夕東京に来て、明日友達は盛岡に帰る。もっとゆっくりして行けばいいのに。気を付けて帰ってね。

最近、歯医者に通っている。初診の時にアンケートを書かなければいけなかった。歯医者はいつぶりか、とか痛みはあるか、とか色々な質問があったんだけど、その中で少し悩んだ質問があった。「歯医者は恐いですか？」って質問。「恐くない」から５段階くらいに分かれて○を付ける所があった。九州男児としては「恐くない」に付けたかったが、「恐くない」に付けると容赦なくやられそうだったので「ちょっと恐い」に○を付けた。ホントはスゴく恐い…。
って感じで、今日は明日のレコーディングの練習したり、来週行うライブのチケットを取りに行ったりと大してネタにならない事しかなかったのでこんな日記になりました。悪しからず…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日は明日のレコーディングにそなえて、早めに寝ようと、日記を簡単にすませ、寝ようとしたが結局眠れずに白々と夜は明けていき、とうとう５時を回った。昨日もそんなに寝てないのに、眠れないとは厄介なものだ。しかも夜中の静けさがまた心を蝕む。急に襲ってくる寂寞の波。こんな夜中じゃ誰も起きてない。一人が無償に怖くなる。最近は波に襲われる事はなかったのに…。
いい加減に眠らないと明日歌えなくなってしまう。

「花火」のレコーディングだった。今回は俺とギタリストの人とで打ち合わせして、かなり俺のイメージしてるモノに近づく様に作ってくれた。結果はイメージしてたもの以上のものが録る事が出来た。昨日も２時間余りしか寝れなかったのでちゃんとこなせるか多少不安だったが、問題は無かった。少々きつかったが、自分のイメージしてるものを伝えて、それに近づけていく為に妥協せずやれたので、今までのレコーディングの中で一番楽しかった。
AM1:05 帰宅。そろそろ来週の東京でのライブと関西方面のライブの準備をしないと間に合わない。来週は写真撮影も入ったので、時間がある時に出来る事はやっておかないと。それでは。

昨日レコーディングしたものを事務所の社長に聞いて貰った。まだ編集作業は途中だが、ある程度曲の雰囲気は伝わる。何曲が候補がある中で２ｎｄのシングルが決まりそうだ。どの曲になったとしても、今回録った「花火」は入れて貰うつもりだ。だから楽しみにしてくれてる皆様待ってて下さい。リリースが決まったらまた忙しくなりそうだ。前回「桜」の時に回ったほどの旅にはならないと思うが、また出版社やラジオ局などを全国回る事になるだろう。前回の旅で知り合えた人達ともう一度会えたりもすると思う。楽しみだ。今度は間にライブハウスでのライブも入れられるといいのだが…。

話しは変わるが、家の近所にある光が丘公園を走ってると、最近あじさいが綺麗だ。最初に見かけたより色が濃くなって来た。だけど色が変化して行く様子から、たしか花言葉は「浮気」「移り気」だったはず。そんな事を考えながら毎日走っている。スポーツジムに通ってた時もあったが、ただ走るだけならやっぱり外の方が季節の変化など感じられるので良い。だけど光が丘公園は夜中たまに迷彩服来てマスク付けた集団がモデルガンで撃ち合いをしてるから危ない。いきなり林の中からジェイソンみたいな人達がマシンガン持って出て来たらマジで恐い。本当はすごくビビってるんだけど、表には出さない。なぜなら、九州男児だから！！こないだ誰かが言ってたけど、九州の男の人は結構自分は九州男児ってアピールするらしい。俺もよく使う。おそらく使い方は間違ってる事が多い(笑)
と、今日はこれくらいにしておこう。九州男児はあまり多くは語らないものだ(笑) それでは！

ライブの練習と曲作りに励んだ。今日は久しぶりに気分が乗ってたので仕事が捗った。作りかけの「生まれる場所間違えた天使」は停滞気味なのでおいといて、もう一曲作ってみたい曲のアイデアがあったので、それに取り掛かった。思いの外スムーズに作曲も出来、歌詞も６割ほど付ける事が出来た。いいペースだ。こんな風にスムーズに作業が進むととても気持ちがいい。が、どうもこの曲を歌ってる人のイメージが俺じゃない気がしてならない。うーん、やっぱり何か違うなぁ…。曲が女の子のイメージだ。って事で友達で歌をやっててスゴく上手い子がいるので、「歌ってほしい曲があるんだけど」って連絡したら快く歌ってくれる事に。でも、一応楽曲を聞いて貰い判断して貰う事にした。歌詞の内容とか歌い手の価値観と違うものだとウソの言葉になってしまう。だから聞いてから判断して貰う。
どっちにしても初めての曲提供だ。今まで何度も曲を書いて欲しいという依頼はあったがことごとく断って来た。なぜなら、俺は注文された曲を、注文通り書けるほど器用に曲を書けない。俺が伝えたい事を歌にしてるだけだ。今回も誰かに曲を提供しようと思って作った訳じゃない。たまたま出てきた歌が俺のイメージとは違った、それだけだ。今後、人に曲を提供予定はない。また今回の様なパターンがあれば別だが…。俺の曲を女の子が歌うとどうなるのか少し楽しみだ。

以前、２月下旬に代官山でライブを行った。その時共演したのはジャズバンドだったり、ラップだったりと普通なら有り得ないブッキングだった。全然違うジャンルの人達だったのでリハの時とかも普段より会話も少なかった。だが本番が始まり俺が歌い終わった後、俺が歌う前にヒップホップを披露した一人のラッパーがすぐ楽屋に来てくれた。俺の歌に共感してくれて駆け付けてくれたのだ。この俺の日記を読んでくれてる人なら分かると思うが、俺の拙い日記に頻繁に書き込みをしてくれてる「ＭＣ一寸法師」、彼こそがその時のラッパーだ。俺の曲を気に入ってくれた彼は「桜」のカップリングになってる「頑張れ」という曲のRemix、ヒップホップバージョンを作ってくれた。今日はその音源を受け取るついでに、彼と２人で飲んだ。
その「頑張れ」のRemixはきっと俺の「頑張れ」の歌詞を睨み、彼なりに解釈し、そこから広げた世界観を表現してくれたんだろう。彼のラップのバックには「頑張れ」のピアノがなってて、サビの部分は俺の「頑張れ」と繰り返し叫ぶ声が使われている。その声を彼のラップが追う。
「頑張れ」のRemixを作る事で彼に何かメリットがあるのかというと、それは考え難い。ほとんど皆無に等しいだろう。ただただ俺に聞かす為に時間を割いて作ってくれた。
ＣＤを受け取り帰った俺は何十回と繰り返し聞いた。俺の胸を突いたフレーズ「挫折があるとムキになって 自分の居場所を見失って 頭を抱えて酒に溺れ でも自分はまず自分に誇れ 格好悪いとこ鏡で見ろ ついでに格好いいとこ探してみろ 自分自身だからこそ 時には見つかる宝物」彼はその曲の中で言っている。「馬場雄一頑張れ！」と。
彼はクラブのイベント以外のライブに足を運んだのは俺のライブが初めてらしい。明後日(月)池袋でのライブにも来てくれるという。本当に嬉しい事だ。実は俺もラップってものに真剣に耳を傾けたのは「ＭＣ一寸法師」の曲が初めてだ。彼は反戦歌や熱い魂の言葉を伝える。彼が主催するイベントの売り上げはボランティア団体に寄付されている。友達の娘が心臓の手術の時はその為に歌い、ニューヨークのテロがあった時はその為に、スマトラ沖地震があった時はその為に。イベントでは空き缶のプルタブを回収している。プルタブ１４０万個が車椅子１台に変わるんだと彼は言う。
実際に行動している彼を尊敬する。いや、尊敬しているヒマがあれば自分に出来る事を探すべきだ。
ＭＣ一寸法師さん、ありがとうっ！！

献血に行った。以前はちょくちょく行ってたんだけど、最近行ってなかった。昨日の日記にも書いたが、昨夕、チャリティイベントをやってるラッパーのＭＣ一寸法師さんと飲んだ。その時話してくれたボランティアの話しを聞き思い出した、与える人間がいないと命をなくす人もいる事を。
俺の同級生も心臓移植のドナーを待っていて、結局ドナーが見つかる前にこの世を去った。（詳しくは５／８の日記に記載。読んでない人はぜひ読んで下さい。記載するのは遺族の方の了承済みです。）あの時にドナーがいなくて失う命を目のたありにしたはずなのに、最近色々あって忘れかけてた。
ボランティアって進んで出来る人もいれば、「あんなの偽善だ」と切り捨てる人もいる。やりたい気持ちもあるけど、自分の気持ちが１００％善意なのか分からず踏み出せない人もいる。そんなの関係ない。生死の狭間をさまよいドナーを待っている患者にとって、ドナーが善意であろうが偽善であろうが、そんなの関係ない。迷ってるならやるべきだ。偽善でもいい、自己満足でもいい。ボランティアとは誰かが犠牲にならなければいけない訳では決してないのだから。
と、そんな訳で池袋に献血に行った訳だけど、はっきりいってあの注射針の太さは怖い。ただでさえ血とか見るのに弱いのに、400ccの血が抜けていくのを見るのはあんまり気持ちいいものじゃない。たまにテレビで「救急２４時」とかって番組をやってるが、あんなの気分悪くなって見れない。
ただ俺が行ってる献血ルームは待合室にハンバーガーが置いてある。それはありがたい。ジュースも飲み放題だし。みなさんもハンバーガー食べたかったら献血へ(笑)

話しは変わって、明日はライブだ。池袋の手刀（チョップ）という所でやる。初めてやるハコだし、明日はおそらく客も少ない。だけど、楽しみに来てくれる人がいる、聞かせたい歌もある。精一杯歌おうと思う。それでは。

ライブだった。今日は何故かいつもに増してぐったりだ…。ライブハウスの入りが早かったし、出演者が多かったのでイベント自体終わる時間が遅かった。只今AM12:08、やっと家に着いた。
肝心のライブ内容はと言うと…、来てくれた人達は良かったと言ってくれたけど自分の評価は微妙。やっぱり前のライブより良いものにしようと思ってるがなかなか難しい…。気持ちが乗ってくる後半はさして問題はないと思っているのだが、ライブの初めに課題が残る。緊張から歌に集中出来てなかったり、ピッチがずれたりする。うーん、旅で大分なれたはずだったんだけど…。
まずは、明後日から行く関西方面のライブだ。そして、来月は２０日(日)に代官山でのライブが決まっている。いいライブにする為には…。悩みます。

写真撮影だった。事務所から車で都内を回っていい感じの場所を探して撮影をした。
途中トンネルがあって、そこで一度撮る事になった。とは言っても片側２車線で車通りも多い。そのトンネルの中、中央分離帯の所で車を避けながら撮ったり、道を寝そべる感じで撮ったりして面白かった。トンネルで写真を撮った後は公園に移動。公園では木にもたれて撮ったり、階段に座って撮ったり、もちろん人は不思議がって見てくる。まぁ最初は恥ずかしかったけど、もう会う事もない人達だしと思えば大した事ない。ただ今日は暑かったので、汗だくになった。結構いい写真も撮れたはずなので、２ｎｄの写真はそこから使われると思うのでお楽しみに。
そして、とうとう明日関西方面へ旅立つ。２３日(木)名古屋と２４日(金)神戸でライブハウスでのライブ、後はストリートライブを行いながら関東に戻って来る。約一週間の予定だ。またしても、車内での生活になる。今回は時期が時期だけに暑そうだ…。風呂どうするかなぁ。
あ、それと昨日の日記で来月２０(日)にライブをやると書いたけで間違いで、ホントは２４日(日)でした。すみません…。

関西方面のライブに向けて車で出発。最初は名古屋に向かう。事務所の仲間のＮ君（俺の知り合いは何故かイニシャルがＮの人が多い）と二人で行く。高速を使わず下の道を走って向かったら名古屋まで９時間近くかかってしまった。交代で運転したんだけど少し疲れた。

途中でご飯を食べたんだけど、最近ずっとカツ丼が食べたかったけど機会を逃してたのでカツ丼を食べた。たまごは半熟だ。念願のカツ丼はあの頃のままだった。うまかったぁ。
AM2:26、今日は近くのコンビニに車を停めて寝る。…が暑くて寝れそうにない。Ｎ君は隣で爆睡してるが…。最近眠る方法をいくつか聞いたのでそれを試してみる。川原に座って川を眺めてるのを思い浮かべたらいいとか、羊じゃなくて卵を数えたらいいとか…。それでは試してみます。では。

今日は結局２時間ぐらいしか寝れないままライブとなった。みんなが教えてくれた眠る方法も残念ながら上手く行かなかった。こんな事なら睡眠促進剤を持ってくるんだった。
と、そんな状態だったのでリハの時はぬけがらだった。おまけにライブの日は声が出なくなるからライブ終わるまで何も食べないから余計だ。
会場は思ったより大きく、今年の春に出来たばかりだというからそりゃあ綺麗だ。
本番は事務所の仲間のＮ君が２番目で俺がその後の３番目に歌った。だからか本番は課題の緊張してしまう点は問題なかった。歌った曲を順番通りにあげると、「故郷の風」、「桜」、「花火」、「大切なあなたへ」、「独りぼっちの夜明け」の５曲だ。涙してくれる人も何人かいて、まあまあの出来だったと思う。
ただ一つ大失敗した事がある。それはバンドとバンドの間の転換の時にＮ君と二人で何か話して間を繋ぐ司会を頼まれた。全く自信がなかったので最初は断わったが、代わりにやる人もいなそうだし、２人なら何とかなるかもと２人で話し合いＯＫした。…が、いざステージに上がるとマイクが一本しかないではないかっ。という事で俺が少し話して、一緒にステージに上がっているＮ君にマイクをふると何と逃げやがった！！こりゃ驚いたよ！転換の約５分間、俺にずっと一人で話せってか！？そんな殺生な…。適当な話しをしてたが、やはり間が持たなくて何故かモノマネをするハメに…。ネコの真似から始まり、イヌ、そしてしまいにはドラえもんのモノマネをステージでやってしまった。お客さんのリアクションはと言うと…、もう失笑ですよ…。俺は一体何をやっとるんだ…。もうモノマネは封印します。
イベントが終わってからライブ会場のスタッフさん達が食事を出してくれた。食べ終わった後も持っていけるように、おにぎりを作ってくれた。しかもＣＤも買ってくれたり。すごく温かい人達だった。本当にお世話になりました。あんなに美味しいおにぎりは食べた事なかったです！Ding Dong Dangのスタッフの皆さん ありがとうございました！
AM3:45、次の神戸に向けて移動中。まだ大阪にも入ってない。いつになったら辿り着くんだ…。

昨夜、というか今朝は３時間ぐらい寝れた。神戸まで行っておきたかったが、大阪の手前までしか辿り着いてなかったので、午前中は神戸への移動になった。
そして昼前に神戸に到着。近くの公園に停めてリハまでの時間を過ごした。公園内を散歩してると「希望の灯」と言う石碑があった。石碑には文字が刻まれていて、阪神大震災のが奪ったものや阪神大震災が与えてくれたもの、とかが刻まれていた。１．１７、阪神大震災があった日だ。実は１月１７日は俺の誕生日だ。俺が生まれた日にたくさんの人が命をなくしてると思うと何だか込みあげてくるものがあった。この事はライブのＭＣでも話させて貰った。後、名古屋でのライブの事や昼間ビラ配りであった出来事など話した。ＭＣは即興でその時の事を話したり出来るようになって来たので一歩前進かな。歌詞は間違えたりしたけど、まあそのくらいはいい。感情は結構表現出来たと思うけどどうだっただろう…。お客さんも関東と比べるとＭＣとかで声を出してよく笑う。関東だと恥ずかしいのか笑うのを堪えてる所があると思うが、やっぱり関西のお客さんは笑い方を知ってる感じだった。俺のＭＣが少しうまくなったと言っても他の関西の出演者から比べるとまたまだだけど。関西のミュージシャンはもはや芸人だ。よく喋るのでびっくりした。
俺も小四まで神戸に住んでた。その時の知り合いも見に来てくれた。桜前線の旅の途中もお世話になった人達だ。今回もありがとうございました！！

ライブが終わって全ての事が終わったのが２３時を過ぎてた。それから少し移動した。今日も京都付近のコンビニに停めて寝る事にした。今日はいっぱい寝るぞ！それではおやすみなさい。

今日はすごく暑かったので、朝目覚めると汗だくだった。エンジンを止めて寝てたので車内の温度は上がる一方だ。ぶっ倒れる所だった。さすがに夏場の旅で風呂に入らないのはつらい。という事で、ガソリンスタンドでシャワーを借りれるという話を聞いてたのでスタンドに向かった。風呂もあって意外と綺麗でびっくりした。何か旅がだんだん上手くなって来てる気がする。
スッキリした後、引き続き車で移動。途中いい感じの川を発見。泳いで行こうかって話になったけど、風呂に入った直後だったのでやめておいた。
今日はもう一度名古屋に戻って路上ライブをやった。名古屋は反応がすごくいい。やってる人も多いけど、立ち止まって見てる人もたくさんいる。そこで、一昨日ライブをやった所に来てた人達に会った。声を掛けられてびっくりした。しかもライブハウスに今回招待してくれたスタッフのＭさんにも会った。こんな所で再会するなんて嬉しかった！
AM6:03、もうすっかり朝になってしまった。静岡に入る手前のコンビニで休む。今朝、朝日が熱かったので、百均で日よけのゴザを買ってきたので、それを試そう。ではでは。

今朝は百均でかったゴザなどで車の窓という窓を塞いで寝たから、太陽の光も差しこんで来ないし、覗かれる事もないし、割とゆっくり寝れた。
今日は静岡まで移動して静岡駅前で路上ライブを行った。一曲目から結構人が集まって来てびっくりした。歌い終わった時にするＭＣを考えてなかったから少し焦った。Ｎ君と交互に歌ってたから、即興で考えたＭＣをしてＮ君を紹介した。昨日の名古屋、今日の静岡、どっちの街も反応がいい。また来たい。

前回、桜前線の旅をして出会った人達が、この俺の日記を読んでくれてる事が今日分かった。遠い所じゃ、北海道ので出会った人も見てくれてるという。遠い街で、全然違う暮らしをしてても、こうして繋がっているのがとても嬉しい。頻繁には会えないけど、また会える事を心から楽しみにしている。何ヶ月後か何年後か分からないけど、絶対にまた会いたい。ライブの最後にも話したが、俺の周りの大切な人達が俺に生きる希望を与えてくれている、今はそう思っている。「人は一人じゃない」、旅で感じた事を改めて感じている今日この頃。
明日、横浜に向かう。

横浜で路上ライブをやった。今回の関西ツアー最終日。気合いを入れて歌っていたら、ポンと背中を叩かれた。誰かと思ったら東京のウドン屋でバイトで一緒だったＨ君だった。こんな所でバッタリ会うとは。やっぱり地元じゃないとこで会うと嬉しさ２倍だ。

普段、歌う時は歌い終わるまで、一日何も食べない事は以前の日記にも書いた。喉の調子が悪くなって声が出なくなるからだ。でも横浜駅前にスゴく美味しそうなカレー屋さんを発見！！Ｎ君と考えた所、今日食べないと後悔しそうなので食べる事にした。めっちゃ上手かった！カレーって美味いなぁ、改めて思った。そして心配だった喉はというと今日は大丈夫だった。驚いた。いつもはご飯を食べるとすぐダメになるのに…。やっぱりカレーは飲み物なのかも知れない。デブタレントがテレビで言ってた(笑)

と言う事で、今回の旅も無事終了。後は明日東京に戻るだけだ。

横浜からゆっくりと車を走らせて帰る。途中、蕎麦屋さんで昼食をとった。カツ丼セットを食べてる途中、盛岡の友達からメールが来た。何かというと、桜前線の旅で取材してもらった盛岡のタウン情報誌「ａｃｕｔｅ」の発売日だったのだ。それを買ってくれた報告のメールだった。俺はどんな記事か知らない。一度、原稿チェックの為に事務所に送られて来たらしいのだが俺は見てない。前回の旅で全国を回り、雑誌や新聞の取材をいくつも受けたのだが、実は掲載されたけど、見れてない記事が結構ある。見たいんだけどなぁ。
夕方頃、一週間ぶりの我が家に帰宅。久しぶりの家は玄関を開けると、いつもは気付かなかった畳の匂いがした。今回もいろんな人と出会えた。やっぱり俺は人が好きだなぁって改めて思った。そして俺にそんな風に思わせてくれた人、ありがとう。また会いましょう。

曲を提供する事になったのは以前の日記にも書いた。そしてその曲「大切なあなたへ」が関西ツアーの最中に出来上がった事も書いた。今日は曲を渡す為の音源を作っていた。と言ってもギターを録った後にボーカルを乗せるだけの簡単なものだが…。それとは別に違う音色でメロディを弾いたバージョンも録っておく。簡単な録音だからすぐに終わるだろうと思っていたけど、ボーカル録りで苦戦。何度もチャレンジしたがイメージ通りのモノが録れない。思うように歌えない自分に少し苛ついていた。結局夜になってしまうので何とか仕上げたが、やっぱり納得いかない。また明日録りなおす。これなら名古屋、神戸で録ったライブＭＤを聞いてもらった方が感情の流れが表現出来てるのでマシだ。最悪の場合ライブＭＤを聞いて覚えて貰う。 何か愚痴っぽい日記になってしまった。…反省。
最近、曲作りに行き詰まってる。曲もだがどちらかと言うと詞の方だ。作ろうと思えば出来ない訳もないのだが、やっぱり今以上のものにする為に苦悩する。あ、また愚痴っぽくなってる気が…。だけど、作る曲はちゃんと光を見い出し、前向きのベクトルの曲を作るつもり。さぁ光を探しに行こう。